2日目。3

釜山と行っても　かなり端のほうだったらしく
市街地に到着するのに1時間ほどかかりました。

これからどうしようかなーと考えながら
夜の釜山をウロウロしていたのですが　なんだか疲れてしまい
「もう深夜バスでソウルに帰ろう」と　ヘタレな考えになってしまっていたのです。

市街地からこれまた1時間ほど離れた高速バスターミナルに着いてみたら
ソウル行きのほかにも　色んな都市への深夜バスが出ているではないですか。
その中に　キョンジュ（慶州）の文字を見つけました。
キョンジュといえば　日本でいう京都のような　古都なワケで
ずっと行ってみたかった場所なのです。

台風近づいてるし　明日は雨かも知れへんし　どうしよう…。
と30分ほど悩んだ挙句　結局キョンジュ行きのチケットを買いました。
24時に釜山を出発して　25時にはキョンジュに到着。
もちろん今日の宿も　チムチルバンです。
韓国では　バスターミナルの近くにチムチルバンがあるのが
お約束だと思っていたのに　キョンジュにはありませんでした。
なので　タクシーの運ちゃんに「一番近いチムチルバン連れてって」と頼み
住宅街の中にあるチムチルバンに行きました。

風呂入って　ひと息ついて　チムチルってたらば
そのチムチル部屋に　オイラと同じガイコクジンが2名！！
彼らはお目目の青い白人さんですが　それでも韓国では
同じガイコクジンです。なんだか嬉しくなりました。
耳を澄ましてみたら　彼らはフランス語を喋ってました。
つくづくフランスに縁があるオイラですよ。
チムチルバンでまで　フランス人に会うなんて。

アタクシこの2日間で　ヒトに相当飢えていたらしく
普段は見知らぬヒトになんて絶対に自分から声をかけないのに
彼らに声をかけてしまいました。
なんか　絶対安全！　っていうニオイがしたんですもん。

話してみたら　2人ともフランス人。
1人は　フランスからテグ（大邱）に仕事で駐在しているとか。
そしてもう1人は　その彼を尋ねて　バカンスでフランスから
遊びに来たという彼。
汗だらだら流しながら　かなり話に花が咲き　結局
「明日一緒にキョンジュ観光しよう。そのあと一緒にテグに
行ってテグ観光もすればイイ」と言われ
アタクシ何故かやすやすとOKしてしまいました。
何がこうさせるのやら。。。
よくよく考えると　かなり危険っすよね。