大殺界よ　かかってこい！

大晦日です。
こちらは新暦よりも旧暦のお正月のほうが盛大なので
まったくもって　年の瀬モードがございません。

2005年に大殺界を迎える（細木数子によれば　の話）アタシとアリカ嬢は
今日という1日が　すんごい重要な気がして　ソワソワしっぱなしでした。

今日は　肌の調子が思わしくないアリカ嬢のリクエストで皮膚科へ。
アタシのつたない通訳で　なんとかコトは済みました。
院長先生の診断を受け　ちょっとした施術も受け　お薬も処方してもらい
しめて6000円ほどだったと思います。
思ったより安いのね。
アタシもお肌にトラブルがあった日には　このクリニックに行こうと思ったのでした。

夜は　キム・ジョングク　という人のコンサートに行ってきました。
いつもながら失礼な話ですが　この人の歌を1曲しか知らないワタクシ
「コンサート　楽しめるのかすら」という不安ばかり覚えておりました。
寝てしまったらどうしよう　とか　面白くなくてキレそうになったらどうしよう　とか。
あ　そういえば以前行ったコンサート（歌手いっぱい出るやつ）の楽屋で
友人Mちゃんが「ファンなのー」と言って　一緒に写真撮ってたのは　このヒトでした　多分。

コンサート会場は　某高級ホテルのコンベンションセンター。
思った以上に広く　アタシたちはちょうど真ん中ぐらいの席でした。
当然ながら知らない歌ばかりでしたが　なんか楽しかったです。
歌も上手かったし。
なーんてボーっとしていたら　MCで「友人が見に来ている」みたいなこと言ってます。
「知ってる名前　出るかすら」なんて聴いていたら
「チャ・テヒョン」だと。　チャ・テヒョン！？！？！？！？
そうです　あの彼です。「猟奇的な彼女」のあの彼です。
北海道でアタシと手をつないで踊り　バリ島で一緒にメシまで食った
あの彼の名前です。
しかも会場の観客が「チャ・テヒョンコール」してます。
「もしかして　舞台に姿みせるん？？」と　一気にテンションが上がるワシら。
そしたら　後半に出てきました。
やっぱりあの彼でした。
アンコールでも出てきて　アフロのヅラ被って踊ってました。
ついにソウルでも会えましたよ。（「会えた」っていうのか？）

コンサートも終わり　「楽しかったねぇ」と言いながら外に出たら
見知らぬ女の子たちが　「バックダンサーですか？」と。
何でやねん！　ちゃうっちゅーねん！
「違いますー」って逃げたら「イェッポヨー」だと。
どうもありがとう。
オモロイ話もあるもんやなーと歩いていたら　またしても別の女の子たちが
「オンニー　イェッポヨー。バックダンサーですか？」と。
だからーーー。ちゃうっちゅーねん。
面白すぎて　「ハイ」言うたろか思いましたもん。
「一般人です」言うたら　一気に対応変わりましたけどな。
面白い経験させて頂きましたよ。

チャ・テヒョン氏と顔合わせられたらイイのにねぇ　なんていう
甘い考えはモチロン不発に終わり　とりあえずカウントダウンのために
ウチの近くのエリアまでタクシー飛ばして戻りました。
0時3分前ぐらいにバーに駆け込み　「とりあえず早く飲み物もってきてー！」と頼み　
無事にカウントダウンに間に合いました。ほっ。
お店で配られたクラッカーを鳴らし　カンパイして　大殺界を迎えましたよ。
大殺界なんて怖くないもーん。
イイことしか信じないもーーーん。（能天気

とりあえずカウントダウンもしたので　腹ごしらえしようと
1時すぎに　カルビ屋に行きました。
どうしても肉が食べたかったんですよ。豚じゃなくて牛を。
めっちゃ美味くて　それこそ牛のように貪り食っていたら
見たことある顔が入ってきました。
あらー。さっきまでコンサート観てた　キム・ジョングク氏やん。
ステージ上で着用していたのと同じデニムを穿いていたので分かりました。
咄嗟の出来事にビビったアタシは　かなりの無表情でアリカに
「キム・ジョングクが来た。来たってば」って言ってたそうです。
「ついにリョウコは狂ったのか」とアリカは思ったそうです。
だってホンマにビックリしてんもーん。
「これって　話掛けてみたほうがエエんやろか？？」なんて
ソワソワしたアタシたちですが　ご承知のように小心者のため
何もせずに終わりました。あははー。
肉たらふく食って　締めに冷麺まで食って　牛になって帰りました。

大殺界の幕開け　ぜんっぜん悪くないですよ。